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大人の算数

四谷大塚のカリキュラムにあわせ、受験生のお子様をお持ちの保護者の方々に、
算数の問題の解き方を分かりやすくお伝えします。

小6(上)第8回① - 速さと比(2)

(1)速さの比を出す。
まず問題文に沿って速さの線分図を書きます。
30335.jpg
線分図中の記号は、それぞれ
○ = 出発した時刻
△ = 出会った時刻
□ = 太郎がB地点に到着した時刻
における位置を表しています。

であった地点をCとし、CB間における比の表を作成します。
30336.jpg
同じ距離なので、距離の比は1:1です。


30337.jpg
そこにかかった時間から
18分:24分 = 3:4
と時間の比が出ます。

30338.jpg
そして、時間の比と距離の日がわかったので、早さの比が算出できます。
答え、3:4。


(2)AB間の距離を出す。
まず、本文から図を作成します。
30339.jpg
今回は、太郎に注目します。
速さ派が一定なので、
AC間とCB間にかかった時間の比は4:3から、
距離の比も4:3であることがわかりますので、
AC間 = 4
CB間 = 3
AB間 = 7
とそれぞれ距離を仮定します。

30340.jpg
AB間 = 7
より、Aから真ん中までは「3.5」であるこわかるので、
真ん中からCまでの距離は「0.5」となり、それが105mにあたります。

30341.jpg
したがって、
「0.5」=105m
「1」=210m
「7」=1470m
となります。


【 ポイント 】

・きちんと線分図がかけるか?
・距離が同じとき、速さの比と時間の比は逆比になる。
・速さが同じとき、時間の比と距離の比は等しい。
・真ん中は全体の半分
以上4点が理解できれば解ける問題です。
手を抜かず、図や表をきちんとかけるかがポイントとなります。


テーマ:算数・数学の学習 - ジャンル:学校・教育

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