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大人の算数

四谷大塚のカリキュラムにあわせ、受験生のお子様をお持ちの保護者の方々に、
算数の問題の解き方を分かりやすくお伝えします。

小6(上)第7回② - 図形の平行移動

※図の横軸が「分」となっておりますが、「秒」の間違いです。

(1)
長方形アの縦の長さを出す問題。
まず、長方形アと正方形イが重なる直前の状態が下のとおり。
20953.jpg

そして、重なり始め4秒後、長方形アは正方形イに完全に重なる。
したがって、長方形アの横の長さは4cmとわかる。
20954.jpg
また、このとき、重なっている面積が12であることがグラフからわかる。
20957.jpg
したがって、
縦の長さ×4=12
なので、長方形アの縦の長さは3cmとなる。


(2)
正方形の面積を求める問題。
正方形の一辺の長さがわかれば簡単である。
20955.jpg

長方形アが正方形イに重なり始めて5秒を過ぎると、長方形アは正方形イから出て行くことになる。
20956.jpg

したがって、正方形の一辺は5cmとわかので、
5×5=25
と面積を求めることが出来る。
20958.jpg


【 ポイント 】

グラフの最初と最後、そして線が変化したところに注目します。
それは今回で言えば、0秒後・4秒後・5秒後・10秒後であり、そのときどのように2つの図形が重なっているか書くことが出来ればしめたものです。


テーマ:算数・数学の学習 - ジャンル:学校・教育

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