fc2ブログ

大人の算数

四谷大塚のカリキュラムにあわせ、受験生のお子様をお持ちの保護者の方々に、
算数の問題の解き方を分かりやすくお伝えします。

小6(上)第7回① - 速さと比(1)

この手の速さと比の問題では、簡単な表を作ってとくと混乱が少なくなります。
20949.jpg

まずは、問題文を読み、表を完成させていきます。
20950.jpg
家から駅までの距離に変化はないので、
距離の比=> 1:1
そして、それにかかる時間の比は
時間の比=> 24分:18分 = 4:3
となります。

そして、早さの比を計算します。
速さは距離÷時間で出せるので、
早さの日=> 1÷4:1÷3 = 3:4
となります。
20951.jpg

そこで、早さの比の差である「1」が毎分20mであることがわかるので、
20952.jpg
いつもの速さである「3」=毎分60mであることがわかります。
家から駅までは毎分60mで24分かかるので、
60×24=1440
より、1440mであることがわかります。


【 ポイント 】

とにかく、「表」をつくって整理して考えることが大事です。
頭の中で整理しようとすると、このような簡単な問題なら大丈夫かもしれませんが、今後出題される複雑な問題に対応できなくなります。
面倒くさがらず、地道に解いていきましょう。


テーマ:算数・数学の学習 - ジャンル:学校・教育

web拍手

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する