では、なぜそうなるのか?
その1番の原因は、
本人の理解とカリキュラムのスピードがあっていないことです。
塾やテストの進度に合わせると、なかなかうまくいかないものです。
ですので、
理解力が遅い場合は「時間をかけて」扱えばよいのです。
そこに割く時間は睡眠時間ではなく、自由時間(遊ぶ時間)をあてればよいのです。
この判断ができず、睡眠を減らすようなことでは、
最終的に体の負担が増えるだけでなく、
モチベーションを高めた学習ができず、
同じ時間勉強してもその効果には大きな違いがでてきてしまいます。
逆に理解力が高く、
ゆえに問題を粗雑に扱ってしまう生徒の場合はどうしたらよいか?
このようなタイプの生徒の場合、5年生まで、あるいは6年夏までの、
「分野限定のテスト」
ではソコソコの点をとりますが、夏からの
「総合問題」
になったとたんに成績が下がり始めます。
場合によっては5・6年のうちから、
四谷大塚のYTテストにおいて、
ABのコースではまずまずの成績が取れるものの、
Cコースになったとたんに成績が伸びない生徒がこの典型的パターンです。
こういった生徒の場合、
「式や図」
を書かない、あるいは書いても雑なゆえに、
少々複雑な問題となると手に負えなくなるために、このような症状がでます。
どちらにしても
「わからない」
を言い出したときに注意が必要です。
この対処は的確なものが必要ですので、
そのような症状がでたら、ぜひ早めに、ベテランの先生にご相談ください。
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